地産地消応援店舗取材「旬魚菜 磯一 西梅田店」

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地産地消応援店舗(飲食店)

2018.03.27

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地産地消応援店舗取材「旬魚菜 磯一 西梅田店」

今回ご紹介する地産地消応援店舗は、大阪市北区の「旬魚菜 磯一 西梅田店」さんです。

【外観写真】

【内観写真】

こちらのお店では、和歌山県串本を中心に、明石、能登半島、室戸岬…と日本全国の漁港から朝獲れの天然鮮魚を直接仕入れています。店内の水槽には、松葉ガニや伊勢エビ、ヤリイカがあちこちに。注文を受けてから捌くので鮮度が抜群に良く、赤身魚は脂がのり、白身魚は身がプリッと引きしまっています。

もちろん、素材へのこだわりは魚だけではありません。野菜も毎日市場に通い、新鮮なものを厳選しています。店長の澤井さんが仕入れの際に大事にしていることは鮮度や旬はもちろんのこと、「お客さんが喜んでくれる食材である」ということです。

周囲にオフィスビルが建ち並び、ビジネスマンから支持を得る同店。他府県から出張で来阪された方が利用されるケースも多いそう。「食材を通して、他府県の方々にも大阪のことをより知ってもらいたいと思っています。『大阪行った時にこんなもの食べた』と話のネタになればいいですし、一つでも大阪の思い出が増えたら嬉しいですね」

【若ゴボウ写真】

例えば若ゴボウ。最近でこそ大阪府内では徐々に知名度が上がってきていますが、他府県ではまだ知らない人も多く、「若ゴボウって何?」という人もいるとか。「普段ゴボウと言えば根の部分を食べますから、若ゴボウのように茎や葉を食べることにみなさんビックリされます」と澤井さん。同店が、大阪野菜との良い出合いの場になっているようです。

【店主さん写真】

もともと澤井さんが大阪野菜を使い始めたきっかけは、泉州タマネギとの出合いだそう。「泉州出身の常連さんがお店に持ってきてくださり、初めて口にしました。

その時、甘くて味わい深く、『タマネギってこんなにおいしいのか!』とビックリしたんです」以来、できる限り大阪産の野菜を使っていると言います。

では、ここで大阪産の野菜を使った料理をご紹介しましょう。

一つ目は、若ゴボウのかきあげ (680円:税抜)です。

【料理写真 若ゴボウのかきあげ】

八尾市を中心に作られる若ゴボウは根、軸(茎)、葉、全て食べられるのが特徴です。こちらのかき揚げは、その根、軸、葉を一度に味わうことができる、嬉しい一品。

食感を意識して、根の部分はささがきに、軸は1~2㎝程度にざく切りにし、高温の油で揚げています。サクサクとした衣とともに、シャキシャキとしたゴボウの食感が堪りません!

軸部分は繊維を意識し斜めにカットされているので食べやすさも◎カラッと揚げることで、春野菜の香りが引き立ちます。

地産地消応援店舗取材「旬魚菜 磯一 西梅田店」 photo 1

次は、若ゴボウの炒め煮 (380円:税抜)です。

【料理写真 若ゴボウの炒め煮】

実は若ゴボウは油と非常に相性が良い食材。この「炒め煮」は油でサッと炒めてから、カツオだしで煮ているそうです。しかも、磯一さんの場合、一般的に使われる「薄揚げ」ではなく地鶏と合わせているのがポイント。一緒に炊くことで、地鶏からいい油が出て、牛や豚とも違う、ほどよいまろやかさに。若ゴボウ独特のくせがやわらぎ、味にグッと深みが増します。

続いては大阪野菜の代表格とも言える「水茄子」(680円:税抜)です。

【料理写真 水茄子】

こちらはキンキンに冷えた氷の上に載せられ、まるで「お造り」のようなビジュアル。浅漬けにして提供されることが多いだけに、この豪華な盛り付けは思わず写真を撮りたくなるはずです!その一方、食べ方はいたってシンプルで、塩とゴマ油をつけていただきます。水分をたっぷり含んだ水茄子は生で食べてもふっくらとして美味。塩とゴマ油とよく合い、後味もサッパリしていくらでも食べられそう!お客さんからも「こんな食べ方あるんや!」と好評だそうで、磯一さんの数あるメニューの中でもトップクラスの人気を誇ります。

最後は「白茄子の田楽」(880円:税抜)です。

【料理写真 白茄子の田楽】

この料理に使われている白茄子も、大阪で作られている野菜です。皮をむいだ際の真っ白なビジュアルは美しく、水茄子とはまた違った味わいがあります。

火が通りやすいよう切れめを入れてサッと素揚げしたら、卵黄を入れてまろやかに仕上げた赤味噌を上からたっぷりと。一口食べると、トロッとした食感ととも赤味噌の味わいと茄子の旨みが口の中で溶け合います。

白茄子は水茄子に比べてなかなか市場に出回ることが少ないので、もし店頭のメニューで見かけたらぜひ一度味わってみてください。

【調理風景写真】

澤井さんに地産地消について思いを伺うと、「例えば、甲子園が始まると大阪出身の高校を応援したくなりますよね。それと同じように、自分が生活している土地の食材にも自然と愛情が湧いてくるものです。市場で毎日いろんな食材を手に取りますが、やっぱり大阪産のものを選びたくなるんですよ」

この一言から、澤井さんの大阪産に対する愛情が伝わってきました。

地産地消応援店舗取材「旬魚菜 磯一 西梅田店」 photo 2

利便性が良い立地ですので、他府県からご友人が来られた際にはぜひおすすめのお店です。

【旬魚菜 磯一 西梅田店】

住所:〒530-0003  大阪府大阪市北区堂島2-1-16 フジタ東洋紡ビル1F

電話番号:06-4799-3510

アクセス:地下鉄四つ橋線 西梅田駅 徒歩3分

JR東西線 北新地駅 徒歩3分

JR 大阪駅 徒歩10分

地下鉄御堂筋線 梅田駅 徒歩15分

駐車場:なし

営業時間:ランチ 月~土 11:30~14:00(L.O.13:30)

ディナー 月~木・土 17:00~23:00(L.O.22:30)

金・祝前日 17:00~24:00(L.O.23:00)

※予約受付時間 10:00~close迄

定休日:日曜・祝日

総席数:72席(座敷席・掘りごたつ席・カウンター席あり)

ぐるなび:https://r.gnavi.co.jp/c035003/

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  • 2018.03.27

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