地産地消応援店舗取材「cafe dining apricot」篇

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地産地消応援店舗(飲食店)

2018.04.06

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地産地消応援店舗取材「cafe dining apricot」篇

今回ご紹介する地産地消応援店舗は、富田林市の「cafe dining apricot」さんです。

大阪府南部に位置する富田林市は大阪なす、大阪きゅうり、さといもなどを中心に生産し、なかでも西板持地区は南河内地域でも有数の生産地として知られています。そのため、cafe dining apricotでは近隣の地元農家から直接新鮮な野菜を仕入れています。

店主の山口さんは、「鮮度の良い野菜はみずみずしくてとっても甘いんです。うちでは地元農家と提携したり、JA大阪南農産物直売所「あすかてくるで」を活用したり、料理に使う野菜はほとんど大阪産を選んでいます」と話します。

取材のため訪問した際、地元農家の浅岡さんが野菜を届けに来られたのでお話を伺うことができました。

「私は西板持地区で浅岡農園を営み、主に大阪なすや白なす、大阪きゅうりを栽培しています。

これらは南河内を代表する野菜。大阪なすは別名“千両なす”とも呼ばれ、肉質がやわらかく色つやが良いのが特徴です。揚げてもよし、煮てもよし、どんな料理にもよく合いますよ。

一方、白なすは熱を加えると身がトロっとし、コクがありクリーミーな味わい。油やチーズと相性がよく『なすは苦手』という方にも好まれる野菜です」

こうした野菜の知識について、店主の山口さんは浅岡さんからアドバイスを受けることも多いとか。

「先日、白なすに豚バラを巻いててんぷらにしたらいいと教わったのでさっそくランチに出しました。お客さんからは大好評! 顔の見える関係で仕入れていると、商品のやりとりだけでなくいろんな情報を聞けるのでいいですね。

普段のやりとりから、『しっかりポリシーを持って野菜を育てているんだな』と伝わってくるので、こちらも『ちょっとでも野菜のおいしさが伝わるメニューを考えよう!』と協力したくなるんです」

一方、浅岡さんも、「店舗さんで扱っていただけると、お客さんに大阪産野菜のおいしさを知ってもらえる機会が増えますし、何よりお客さんの『おいしい!』という声をダイレクトに聞けることは私たちの一番の励みです」と、お互いの非常によい関係を築いているようです。

こちらcafe dining apricotで味わえるのは、和食とイタリアンがコラボレーションした創作料理。

地産地消応援店舗取材「cafe dining apricot」篇 image 1

ここからは、地元の新鮮な野菜の旨みを存分に引き出した料理の品々をご紹介いたします。

まず一つ目は、人気№1のピッツアです。

今回出していただいたのは、白なすとサラミ、フレッシュトマトのピッツア (1,200円:税別)

こちらのピッツアは、界隈でも珍しい石窯で焼く本格派。高温で焼き上げるので、生地は香ばしくアツアツ! 表面はパリッ、中はモチっとしています。白なすも先に一度石窯で焼いてから生地にトッピングすることでトロッとしたクリーミーな食感や旨味が一層引き立ちます。トローリ濃厚なチーズに、クリーミーな白なすとジューシーなトマト、そしてほどよく塩気の効いたサラミが加わりたまりません!

さて続いては、同じく石窯で焼いたトマトとなすのチーズグラタン (600円:税別)です。

相性の良い大阪なす&トマトにたっぷりのチーズをのせ、石窯でじんわり加熱したこちらの一品は、テーブルにサーブされた瞬間はまだアツアツ!チーズがブクブクとしておいしい香りがふわりと漂います。熱を入れてほどよくとろけたモッツアレラチーズと、グラナ・パダーノという粉チーズの二重奏が新鮮な大阪なす&トマトを包みこむよう。食べると、チーズの中から大阪なす&トマトの濃厚な旨みがあふれ出します。味の決め手は、皿の底部分にひかれたトマトソース。グツグツと煮込んでまろやかな味わいに仕上げたペースト状のトマトが、グラタン全体の味わいに深みを与えてくれます。

そして、次は焼きなす (350円:税別)。

身がぷっくり肥えた大阪なすを先ほどの石窯に入れ高温でさっと焼いたもの。店主の山口さんの話によると、西板持地区で採れた大阪なすは身が詰まっており、他府県に贈り物として贈ると「こんな立派ななす見たことない!」とビックリされるそう。たしかに、こちらの焼きなすも身がやわらかくほどよい食感。事前に、爪楊枝で大阪なすに穴を空けてから高温の石窯でサッと焼くので、水気がとんで大阪なすの旨みがグッと際立ちます。シンプルに醤油とショウガでいただくだけで十分。噛むほどに、大阪なすの旨みが口の中にブワッと広がります。

続いては白なすとベーコンのモッツアレラグラタン (800円:税別)です。

こちらは、一見すると白なすにチーズがのっているだけに見えますが、実はもっと手の込んだ一品。白なすの中身をくりぬき細かくカットしてからベーコンと炒め、ワインで香りづけして元の白なすの中へ。それから、チーズをたっぷりふりかけて石窯で焼いています。カットされた白なすはクリーミーで芳醇な口あたり。個性のあるチーズにも決して負けません。ビールなどのアルコールによく合い、ワインと一緒に楽しむ方も少なくないそうです。

そして最後は、白なすとベーコン、キノコのクリームパスタ (1,300円:税別)です。

白なすが贅沢にトッピングされ、見た目にもインパクトがある一品。浅岡さんが手塩にかけて育てた白なすを思う存分味わうことができます。大ぶりにカットされた白なすは、ふっくらとしながらもコク深く、一口一口にしっかりとした味わいがあります。モチモチ食感の平麺にクリーミーなソースに絡め、白なすと一緒に口の中へ。大阪産のシメジからもジュワッと旨みエキスが溢れ、マイルドな中にほどよい塩気が効いて最高です!お客さんからも「こんなに大きな白なすがのっているなんて贅沢!」「白なすっておいしい!」と大好評だそう。

シェフの山田さんも、「浅岡さんところの白なすのおいしさを味わってほしいと思って作りました」と嬉しそうにお話くださいました。

生産者と料理人がタッグを組んで創作する料理の数々。わざわざ足を運ぶ価値あり!のお味です。

地産地消応援店舗取材「cafe dining apricot」篇 image 2

【cafe dining apricot】

住所:〒584-0032  大阪府富田林市常盤町8-14 1F

電話番号:0721-23-8525

アクセス:近鉄長野線 富田林西口駅 徒歩5分

近鉄長野線 富田林駅 徒歩6分

駐車場:有(専用無料2台)

営業時間:火~日・祝日 ランチ 11:00~15:00(L.O.14:30)

ディナー 17:00~22:00(L.O.21:00)

定休日:月曜(祝日の場合は営業、翌火曜休み)

総席数:50席

ぐるなび:https://r.gnavi.co.jp/3fbuh9zg0000/

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  • 2018.04.06

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