地産地消応援店舗取材「DREAM HEART」

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地産地消応援店舗(飲食店)

2018.07.19

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地産地消応援店舗取材「DREAM HEART」

大阪狭山市の金剛駅近くにお店を構える「DREAM HEART」。当店は、2018年6月で19周年を迎える洋風居酒屋です。

地場産食材と淡路産牛を使った酒の肴から、生パスタやピザまでバラエティ豊かなメニューが自慢。オリジナルや季節のカクテルなど、300種類以上取り揃える豊富なドリンクメニューも人気です。

店内には、カウンター席とテーブル席、靴を脱いで過ごせる掘りごたつの3つのスペースを完備。

ずらりとボトルが並ぶリゾート感たっぷりのカウンター席は、おひとり様のご利用にもおすすめ。

ゆったりとした掘りごたつの和室は、全36席で少人数~大人数の宴会にも対応可能。

カジュアルなテーブル席も使い勝手バツグンです。

壁の黒板には、大阪産食材を使ったオススメ料理がポップなイラストと文字でPRされています。

翌朝3時まで営業しているので、2軒目の利用にも最適。家族やご友人、会社宴会など、多様なシーンで重宝します。

 南河内の農家へ足を運び仕入れる旬野菜

「当店では、大阪産の食材を積極的に使っています。野菜は大阪の南河内産のものがメイン。できるだけ、自分で農家さんのところに行ってわけてもらっています」と店長の長谷川さん。

今回ご用意いただいた料理は、旬の大阪産野菜「大阪なす」「トマト」と「じゃがいも(とうや)」を使ったイチオシメニュー4種類。

大阪なすは富田林市の「川角農園」、トマトは「kawabata farm」から。とうやのじゃがいもは河内長野市の「モブエコ農園」のものです。大玉のじゃがいもはまだ土が付いたまま。仕入れたばかりのなすとトマトも瑞々しくハリがあり、ツヤツヤと輝いています。

「河内長野市在中で地元の農家さんと縁があり、いろいろな野菜を使わせてもらってます。先週もモブエコ農園さんの畑で農業体験をしてきたばかり。食材に触らせてもらうことで勉強にもなります。様々な生産者の方と、親しくお付き合いをさせていただいてます」

エコ農法で野菜を作る農家さんが多いのも、河内長野の野菜が美味しい理由。収穫したてで新鮮なのはもちろんですが、味わいや旨みが全く違うと長谷川さんは言います。

「時期にあった地元野菜を取り入れるようにしているので、その時一番美味しい旬の味が楽しめます。料理だけでなく、ジュースやカクテルでも地元のフルーツを使った旬のものを提供していますので、是非試してみてください」

7月中旬から8月頃までは、ドリンクメニューに毎年大人気の河内長野市の「中谷農園」の桃を使ったスムージーが登場。その後も梨のカクテルや、羽曳野市「藤井農園」のいちじくを使ったスムージーが登場します。

また、秋以降は“まぼろしのなす”とも呼ばれる鳥飼茄子や、難波葱、田辺大根といった希少な「なにわの伝統野菜」もお店で提供する予定だそう。こちらも楽しみです。

大阪産のじゃがいも「とうや」を使った名物メニュー

それでは、今回ご用意いただいたお料理をご紹介します。

まずは、居酒屋定番の逸品。ゴロっと大きめのサイズ感でボリュームも満点。すき焼き風の食べやすい味付けも評判の名物メニュー。

国産牛肉 とうやコロッケ420円(税抜)

厳選した国産牛と、河内長野のモブエコ農園で栽培したじゃがいも「とうや」を使用。中はしっとりアツアツ、衣はサクサクの素材にこだわりぬいたコロッケです。

こちらは、具材にする国産牛も食べたときに旨味と肉感が残るよう、ミンチではなくお店で棒状にカットして混ぜ込んでいます。

 「とうや」の素材感を活かして

とうやは、黄色い色味とねっとりとした粘り気が特徴の品種。当店では、まず大きめにカットして蒸し器で蒸しあげています。

新鮮なとうやは切り口もとても瑞々しく、まるで新じゃがのよう。

お湯でボイルすると、せっかくの美味しさが逃げてしまうので、蒸し器を使っています。蒸すことで旨みをギュッと凝縮。素材の美味しさが丸ごと堪能できます」

キメが細かく甘みもあり、蒸して潰すだけで粘り気が出るとうやは、まるでマッシュポテトのように口当たりが滑らか。生クリームを少しつなぎにいれるだけで、しっとりクリーミーな食感に仕上がります。

「北海道で良く作られている品種ですが、大阪で作られるものはさらに甘みを強く感じます。特に、蒸して潰すときに、芋の甘みがフワッと広がるんです。色々なじゃがいもを試した結果、これに決めました」

地産地消応援店舗取材「DREAM HEART」 image 1

しみじみとした素朴な美味しさは大阪産のとうやならでは。化学調味料も一切不使用、塩、胡椒とナツメグで素材の旨みを引き出し仕上げる、子どもからご年配の方まで幅広い世代に愛される優しい味わいです。

「大阪なす」を生食で味わう一皿

次は、春先から夏頃にかけて出回る大阪なすを使ったお料理2品。

まずは酒の肴にも、料理の箸休めにも最適なスピードメニュー

大阪なすの即席漬け320円(税抜)

別名「千両なす」とも言われる大阪なす。なすは半分に切り、薄くスライスして軽く塩もみし、余分な水気をしっかりと絞ったあとお皿へ。

生姜醤油で味付けし、ゴマを振った、あっさりといただける一品です。

なすを丸ごと一本使っていますが、気が付けばあっという間になくなってしまう、まさにヤミツキになること必至のメニューです。

皮まで柔らかい「大阪なす」の魅力を活かして

「大阪なすは、皮も身もとても柔らかいので生で食べやすく、口の中に堅い皮が残ることもありません。なので、皮までおいしく食べることができます」と長谷川さん。

キュッとしまった皮と身の食感の違いも美味しさのポイント。

瑞々しい大阪なすの素材を活かしたサッパリとした味わいが、お酒のアテにぴったり。特に日本酒との相性バツグン。この季節にしか味わえない贅沢な逸品です。

「大阪なす」を相性の良いオイルと一緒に

こちらは、大阪なすに熱を加えた一品。

大阪なすのアヒージョ660円(税抜)

少し大きめに切った大阪なすを、刻みニンニクを入れたたっぷりのオリーブオイルで煮込むスペイン風のバルメニューです。

旨みたっぷりのオイルを吸ったなすはトロトロ。しっかりと形が残っているのに、口に入れるととけてしまうほど柔らかく、まさに衝撃の美味しさです。

添えたバケットにのせて食べれば、思わず笑顔がこぼれます。

「大阪なす」に熱を加えてさらに美味しく

熱を加えると、生食とは全く異なる味わいや食感が楽しめる「なす」。特に、大阪なすは油との相性がとっても良い食材です。

オリーブオイルで旨味をとじこめ、素材本来の魅力を最大限に引き立たせるアヒージョは、なすを味わうのに、まさに最適な調理です。

また、生でも気にならないほど柔らかい皮は、油で調理することでさらに食べやすくなります。「皮つきのままで調理していますが、皮の存在を全く感じないほど柔らかく仕上がります」と長谷川さん。

「油を吸ってこってりしているのでは…と心配される方もいますが、食べてみるとなすの美味しさが際立っていて、さっぱり味わえるとその意外性に驚かれます。特に女性から好評です」

「大阪産のトマト」をイタリアンの一品に

最後は、自家製のピザ生地を使ったオシャレなメニュー。

マルゲリータピッツァ750円(税抜)

ピザチーズの上にスライスしたトマトを敷き詰めた、トマトを食べる居酒屋風ピザです。

薄くサクッと焼き上げた手作りのピザ生地も、トマトとの相性バツグン。自家製バジルソースと粗挽き胡椒がアクセントになり、トマトの味わいをより一層引き立てます。

「大阪産のトマト」の旨みを引き出して

「kawabata farmのトマトは、糖度が平均7と一般的なトマトに比べて、甘みがとても強いのが特徴。サラダにも使う、生でもとっても美味しいトマトをトッピングしてサッと焼き上げて提供しています」

そのままでも十分に甘いトマトですが、そこに熱を加えることでトマト本来の風味や甘みがさらに強調され、よりジューシーになります。

薄くスライスし、綺麗に並べられたトマトの赤色も、熱を加えることでより一層鮮やかに色づき、見た目にも華やかです。

生産者のこだわりに真心をもって

「野菜は、私が直接分けてもらっているので、生産者さんの顔や人となりも知っています。土づくりからとことんこだわり、苗から一つ一つ丁寧に愛情をこめて育てられた野菜を使わせてもらうことに、初めはとても緊張しました」と長谷川さん。

地産地消応援店舗取材「DREAM HEART」 image 2

「素材の味を活かして美味しく調理できているか、生産者の方々の努力や思いに見合った料理に仕上がっているか、生産者の方にも納得してもらえる料理になっているかどうか…。」

生産者の方の野菜に対する思いに直接ふれ、本当に美味しい野菜を使うからこそ、とても心配だったと言います。

「農家の方に料理を食べていただき、“うちの野菜を使ってもらってよかった”と言ってもらえるとやっぱり嬉しいです。納得してもらえるものを考えるのは、とっても難しいですが、面白いところでもあります」

そこにあるのは、長谷川さんの生産者に対する敬意と感謝の思い。

「大切に手をかけ育て、収穫された野菜ということを知っているからこそ、生産者にも美味しいと言ってもらえるようにメニューを考えています。今後も、農家さんこだわりの味を、料理でお客様にしっかりと伝えていきたいですね」

地元河内長野の農家の方々との良い関係をこれからも大切に。また、お店のある狭山市の農家さんとのご縁も、これからさらに広げられればと考えているそうです。

地場食材を積極的に使う理由

「地元に美味しい食材が色々あること、地元の方が頑張っているということをお客様に伝えたい」と長谷川さんは続けます。

地場食材がウリの当店では、野菜のほか、卵も富田林の寺西養鶏場から仕入れたものを使用。地産地消に積極的に取り組んでいます。

「生産者の顔がわかる地元の食材はやっぱり安全で安心安心で安全。自分自身が納得して、自信をもってお客様に提供できるものだけを使いたい」というのが長谷川さんの考え。

料理にドリンク、カクテルと、居酒屋ならではのメニューで、大阪産の食材をお客様に安価で提供、気軽に美味しく食べてもらえるよう試行錯誤。地元の「美味しい」を届けられるよう日々奮闘しています。

子どもからご年配の方にまで愛される大阪産の「味」

「特にメニューで大阪産ということを表記していなくても、味の違いに気づいたお客さんから“これは美味しいけどどこの野菜なの”とご質問いただくこともよくあります」

例えばトマトを使った料理では、今まで嫌いだった方が食べられるようになったり、昔ながらのトマトを食べなれている年配の方に「トマトの味がしっかりしておいしい」と声をかけてもらうことも多いそう。

「お子さんは味覚にとっても素直なので、たくさん食べてくれたり、おかわりをしてくれると、本当に嬉しいです」

長谷川さんにとって、お客さんからの「美味しい」がなによりの喜びです。

家族や友達と一緒に美味しい料理を気取らずに、食べて飲んで楽しめる「DREAM HEART」。ぜひカジュアルに、地元の“美味しい”を堪能してみてください。

【DREAM HEART】

住所:〒589-0011  大阪府大阪狭山市半田1-1167-1

電話番号:072-360-1440

アクセス:南海高野線 金剛駅 徒歩10分

駐車場:専用10台

営業時間:18:00~翌3:00(L.O.2:30)

定休日:無

総席数:75席

ぐるなび:https://r.gnavi.co.jp/99sxb6y30000

飲食店関係者様

JAグループ大阪×ぐるなび「大阪産のお野菜さん」地産地消応援店舗募集

「大阪産のお野菜さん」の地産地消に賛同いただける飲食店舗様であれば無料にて応援サイトにお店の情報を紹介します。

 ●大阪産のお野菜さん応援サイト
参加可能対象店:大阪府内の飲食店で、「大阪産のお野菜さん」を取り扱い、 地産地消を応援する飲食店

※他にも条件・審査などがございますのでお問合わせ下さい。

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■「大阪産のお野菜さん」を扱っている飲食店

●大阪府内のJA直売所でも扱っております

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  • 2018.07.19

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