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農産物直売所
2018.03.07
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JA大阪北部農産物直売所グランドオープン!
2月17日、JA大阪北部の農産物直売所が箕面市内にグランドオープンしました。当JAでは従前より近隣商業施設で週に4日間、朝市を開催していましたが、一層の農業振興を図ること及び地域住民の交流拠点を作ることを目的に、常設店舗を開設したものです。
直売所は2階建てで、内装はおしゃれなデザインで統一されているとともに、吹き抜けにより開放感のある作りとなっています。1階部分は新鮮な旬の地元産農産物等を販売する直売スペース、2階にはキッズソムリエの勉強会等の食育活動を行うこともできる調理スペースを備えています。
店内には多くの地元産野菜が並ぶ
取材日には、ホウレン草、キャベツ、ダイコン等、ずらりと並んだ地元産の新鮮な野菜を目当てに、開店前から50人以上が列を成す盛況ぶりで、駐車場も常に満車状態でした。グランドオープン前日に五大紙で折込みチラシによる広告を展開したことと、これまでの朝市にはなかった駐車場を併設したことから、遠方からの来店者を取り込むこともできたようです。直売所を訪れたお客様からは、地元産の新鮮な野菜を購入できることを喜ぶ声や、JAの直売所なので安心して購入できるといった声を多く聞くことができました。

平日にも関わらず、開店前には行列ができる
大勢のお客様で賑わう
このような賑わいを見せる直売所ですが、オープンに至るまでには、JA職員による様々な努力がありました。当JA管内は、野菜よりブランド米「シルク21」に代表される水稲栽培や、能勢栗、柑橘等の果樹類の生産が盛んです。そのため、これまでのような朝市ではなく、常設の直売所を開くためには、生産者からの野菜の出荷量を増やす必要がありました。
対策として、営農生活部を中心に、出荷者のレベルに合わせた農業塾(初級編、中級編の2コース)を実施してきました。受講生の生産技術向上・生産量増大を図り、直売所への出荷を促すことで、店舗での販売量を確保する取り組みです。また、当JAは3市2町にまたがる広域JAです。直売所から距離の遠い生産者にも出荷してもらうため、能勢町、豊能町、箕面市(止々呂美)をトラックで毎朝巡回し、集荷を行っています。
2tトラックで管内から集荷する

さらに、消費者に安全安心な農産物を届ける努力も怠りません。直売所オープンにあわせて導入された農薬適正診断システムでは、府内で初めて、出荷ラベルから防除日誌(農薬の使用履歴)が照会できる機能を追加。毎朝職員が出荷者の農産物をチェックしています。こういった様々な取り組みが、お客様からの支持につながっています。
最後に、こちらの直売所の特徴として、金融店舗に併設しているという点があげられます。金融店舗の利用者に直売所の利用を促すことで、都市部の住民に地元産農産物への理解を深めてもらうことができます。一方、直売所ではクレジットカード決済を導入しており、直売所利用者に金融店舗でJAカードを申し込みいただければ、農産物購入時の利便性向上を図ることもできます。
直売所の尾崎所長は、「今後はJAの営農指導力を活かし、北摂地域の地場産品が多く揃うよう取り組んでいきたい。また、スーパー等にはあまり並ばない珍しい品目や伝統野菜等、バラエティに富んだ商品ラインナップとなっているので、お客様には宝探しをする感覚で来店してもらえればと思っている。併設されている金融店舗とも連携し、地域になくてはならない直売所を目指していきたい」と、お話しくださいました。
●JA大阪北部 農産物直売所
住 所:箕面市萱野2丁目6番13号
営業時間:午前10時30分~午後3時
定 休 日:水曜日
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- 2018.03.07
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