はじめの一歩村(新規就農研修)
2017.11.07
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新規就農「はじめの一歩」村 現地レポート②
JA大阪中央会大阪農業振興サポートセンターでは、大阪府との共同事業として新規就農「はじめの一歩」村の取り組みを展開しています。「はじめの一歩」村は、将来の新規就農を目指す受講生が半年間、研修スタッフや地元農家から指導を受けることで、農業技術の習得や将来の独立就農に向けて農業者との関係を構築することを目的としたものです。受講生の活動は、①研修圃場での「村内活動」と、②研修圃場を離れて地域の農業者のもとで指導を受ける等する「村外活動」の大きく2つに分かれます。
今回は、村外活動の様子をサポートセンター職員が取材しました。
「村外活動」は、地域の農業者(プロ農家)のもとで、その地域の主力野菜を中心に、施設栽培、露地栽培など、多様な栽培モデルをマンツーマンで経験し、最終的に生産者としての実務的な作業の質を上げることを目的とした研修です。技術指導以外にも、定期的にプロ農家との交流会やイベント開催も予定されています。
取材日は、ナス、キュウリを中心にされている富田林市の辻田陽平さんの圃場に受講生が伺い、初めにビニールハウス内でキュウリ栽培の様子を見学しました。
大阪キュウリは秋が旬です。辻田さんの圃場では、1棟につき約260本のキュウリが植えつけられたハウスが10棟近くあり、それを家族四人で管理されています。
熱心に選定方法を聞き入る受講生
ハウス内を見学しながら、辻田さんはキュウリに発生する病害虫や、生産のスケジュール等について説明されました。「キュウリづくりのポイントは水やり」とのことで、水やりは自動にせず、必ずキュウリの状態を見ながら毎回調整されているそうです。
収穫実習を行う受講生

続いて、露地栽培のナスの収穫と選果作業実習を行いました。身のやわらかい施設ナスに比べ、露地ナスは身が締まっていて歯ごたえがあります。
受講生は、収穫適期のサイズ確認用の見本のナスを片手に「これくらいなら収穫してもよいですか」「どうして身が割れるのですか」など質問をしながら、丁寧に収穫作業を進めていました。また、「本当に家族4人でこの仕事をしているのですか」と何度も確認するなど、プロ農家の作業の速さや効率の良さに大変驚いていました。
受講生の受け入れを行ってくださった辻田さんも前向きに取り組んでいる受講生を見て、ご自身が雇用を行うか検討するうえでも参考になったようで、今回の実習を受け入れてよかったとおっしゃっていました。
ナスの育苗を見学(来年の1月定植に向けて、約6,000株の種まき作業を6人で半日かけて行ったとのこと)
堆肥について説明を受ける受講生
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- 2017.11.07
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