新規就農「はじめの一歩」村現地レポート⑦~難波葱の定植~

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2018.10.17

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新規就農「はじめの一歩」村現地レポート⑦~難波葱の定植~

JAグループ大阪では、本年6月より大阪府との共同事業として新規就農「はじめの一歩」村の取り組みを展開しております。「はじめの一歩」村は、将来の新規就農を目指す受講生が9か月間、研修スタッフや地元農家から指導を受けるプログラムであり、農業技術の習得に加え、将来の独立就農に向けて農業者との関係を構築することを目的とした取り組みです。今回は富田林市内の一歩村ほ場にて「難波葱の定植」を行いました。

ビニールハウス内で管理機を使って畝を作った後、1か月ほど育てた難波葱の苗を15㎝間隔で植穴を作り、協力しながら定植しました。今回定植した「難波葱」は

1月頃に収穫され、一歩村の受講生たちにより、難波葱のイベントを開催し、一般消費者の方にご試食いただく予定です。受講生からは、「収穫する日まで大切に育てていきたい」と語っていただきました。

<難波葱の定植を行う受講生>

新規就農「はじめの一歩」村現地レポート⑦~難波葱の定植~ photo 0

◆難波葱の歴史と特徴(参考)

「難波葱」はなにわ伝統野菜にも指定されている大阪独自の品目であり、50年前までは大阪で盛んに栽培されていました。大阪市難波を中心に江戸時代から栽培されており、明治時代には現在の難波駅周辺でネギ畑が広がっていたとされます。

「難波葱」は繊維が柔らかく、シャキシャキとした食感で舌触りが良いことや、ぬめりが多く、加熱すると濃厚な甘みに変わることが特徴です。

しかしながら、短所として、折れやすく、栽培時および出荷時に品質低下を招きやすいことや、収穫してからの日持ちが悪いこと、カット葱等の加工時にぬめりが邪魔になることが挙げられます。そのため、栽培・流通面において優位な新しい品種が出回り、市場からは姿を消しつつあります。

◆「全国ねぎサミット2018inにいがた」に出店します

JA大阪中河内では現在、「難波葱」の普及推進活動を行っています。その一環として、11月3日、4日に開催される「全国ねぎサミット2018inにいがた」に出展されます。そのほかにも、難波葱部会がSNS等により難波葱の魅力を一般消費者にPRする活動を積極的に行われています。

新規就農「はじめの一歩」村現地レポート⑦~難波葱の定植~ image 2

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