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2017.11.28
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乾燥対策は「大阪産のお野菜さん」にお任せ!おすすめの冬野菜レシピ3選
冷たい風が吹く乾燥の季節には、肌の不調を感じる人も多いのでは? スキンケアもいいけれど、身体の中からの肌サポートを取り入れてみてはいかがでしょう。肌ケアにも役立つ食材として意識したいのが、ビタミンCを多く含む野菜です。
冬に旬を迎える野菜のなかでも、「大阪産のお野菜さん」には、ビタミンCを含む葉菜類が多くあります。では、さっそくおいしい冬の野菜を食べながら、うるおいのある美肌づくりを始めましょう。
ビタミンCを含む冬の野菜とは?
冬に旬を迎える大阪の野菜には、「泉州キャベツ」「大阪こまつな」「しゅんぎく」などがあり、どれもビタミンCを含むものばかり。上手に食事に取り入れて、ビタミンCをしっかり摂取していきましょう。
甘みのある冬玉「泉州キャベツ」
春のキャベツは新玉、冬に旬を迎えるのは冬玉と呼ばれます。泉州キャベツ、特に「松浪」という品種は、ずっしりと重みがあり、葉がしっかりと詰まっています。生でもおいしく、さらに過熱すると甘みが増すのが特徴的。ビタミンCをはじめ、骨を強くするビタミンKやカルシウムを含んでいます。さらに、硫黄・塩素などのはたらきで消化吸収を高めてくれるのもうれしいところ。食物繊維も豊富なため、便通が気になる方にもおすすめの食材です。
肌ケアとしてビタミンCを意識するなら、一緒に摂っておきたいのがタンパク質です。ビタミンCとともに、コラーゲンの材料となるため、美肌づくりをサポートしてくれます。ビタミンCが多い泉州キャベツを入れて、冷えた身体を温めてくれる肉団子の鍋を作ってみましょう。
◆冬にほっこり「肉団子と泉州キャベツの鍋」
〈材料4人分〉
・泉州キャベツ 1/2個 ・鶏ミンチ肉 400g
・卵(卵黄) 1個 ・しょうが 1片
・片栗粉 大さじ1~2 ・塩 適量
・だし汁 1リットル
〈作り方〉
- 鶏ミンチ肉に、刻んだしょうがと卵黄、片栗粉、塩を加えよく混ぜ合わせ、一口大の団子状に丸める。
- 泉州キャベツをざく切りし、だし汁を鍋に入れる。
- 鍋を火にかけ、沸騰してきたら1の肉団子を入れる。表面が白くなったら、2のキャベツを入れて煮込む。
- 好みのタレ、もしくは味付けをして完成。
味付けとしては、さっぱりした塩味、こくのある味噌味などお好みで調整できます。そのままポン酢につけるのもおすすめです。キャベツの甘みが溶け込んで、おいしいスープを楽しめます。泉州キャベツの食感を楽しむために、煮込みすぎないように注意してくださいね。
風邪予防に食べたい「大阪こまつな」
ビタミンCが特に多い野菜であり、ぜひ食べてほしいのが大阪こまつなです。βカロテンや、ほうれん草の5倍のカルシウムが含まれるという栄養価の高さも注目です。気温が大きく下がる10月頃から収穫され、春先の3月頃までおいしく食べられる大阪こまつな。和え物やお浸し、炒め物と幅広い料理が楽しめます。
いろんな食べ方ができる大阪こまつなですが、シンプルにその味を楽しんでほしいもの。冬休みを迎える子供たちのランチとして、小松菜を使ったチャーハンを作ってみましょう。
◆ランチにささっと「大阪こまつなチャーハン」
〈材料4人分 2合分〉
・大阪こまつな 2本 ・しらす 適量
・かつお節 適量 ・卵 2個
・バター 1片 ・醤油 大さじ2~3
・ご飯 炊いた後、熱がとれたもの2合
〈作り方〉
- 大阪こまつなは、茎の部分を1cm程度に切り、葉の部分は細かく刻む。
- フライパンを熱した後、しらすを乾煎りし、少し焦げ目がつくくらいになったらバターを投入。
- 2に大阪こまつなを加えしっかり炒める。
- 3に溶きほぐした卵を加え、半熟になったらご飯を入れて炒める。
- ご飯がほぐれ、全体が温まったら、醤油、かつお節を加えて完成。
手軽にできるランチの定番であるチャーハンも、大阪こまつなを入れることで栄養価がぐんとアップします。育ち盛りの子供たちに向けて、濃厚なバターの香りとともに野菜をおいしく食べてもらえる一品です。
肉厚でやわらかい冬の味覚「しゅんぎく」
全国第2位の生産量を誇る、大阪のしゅんぎく。大阪では「きくな」とも呼ばれ、ほろ苦い味わいが特徴的です。お鍋に入れたり、お浸しにしたり、天ぷらにしたりと、風味を楽しむ食べ方が定番でしょう。ビタミンCやβカロテンを多く含むことから、肌ケアにはもってこいの野菜です。低カロリーな野菜であり、脂肪の代謝を助けるビタミンB2も含まれるので、冬太りが気になる方は積極的に食べてみてはいかがでしょうか。
シンプルに素材の風味を楽しむことが多いしゅんぎくですが、ひと手間を加えて、副菜のひとつとしてみましょう。
◆副菜としてボリュームアップ「しゅんぎくと鶏肉のゴマ和え」
〈材料4人前〉
・しゅんぎく 150g ・鶏ささみ 150g
・すりごま 大さじ4 ・醤油 大さじ2
・酢 小さじ1 ・みりん 小さじ2
・ごま油 大さじ1
〈作り方〉
- ささみを蒸すか、レンジで温めて火を通す。
- しゅんぎくは、さっとゆで、食べやすい大きさに切る。
- 1のささみを手で割いてほぐし、2のしゅんぎくとともにボールに入れる。
- 3に醤油をみりんを入れ、味がしみ込むように揉む。
- 全体に味が行き届いたら、すりごまとごま油を加えて混ぜ合わせれば完成。
ゴマ油の風味と相まって、しゅんぎくの香りが楽しめる副菜です。鶏肉が苦手な人は、油を切ったツナ缶を使ってみて。お好みで、薄揚げを入れるとボリュームがアップします。
おいしく食べて身体の中からの肌ケアを
乾燥しがちな冬こそ、内側からうるおいを与える栄養をたっぷり摂りたいものです。「大阪産のお野菜さん」は、ビタミンCが豊富な冬の野菜が多くあります。ビタミンCに、肉や魚、卵といったタンパク質をプラスするのがポイントです。毎日の食事で、乾燥を防ぎ肌ケアをしたいですね。
参考:
- なにわ特産品(21品目)|JA大阪中央会
- なにわの伝統野菜|大阪府
- ビタミンC|スキンケア研究所(ロート製薬株式会社)
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