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なにわの伝統野菜紹介 ~難波葱~

大阪野菜

2018.01.26

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なにわの伝統野菜紹介 ~難波葱~

 大阪府では、概ね100年以上前から府内で栽培されてきた等の基準を満たす野菜を伝統野菜として認証する「なにわの伝統野菜認証制度」を平成17年度からスタートし、現在は18品目が認証されています。

今回は、昨年伝統野菜として認証された、「難波葱(なんばねぎ)」についてご紹介します。

◆難波葱とは?

難波葱は、その名のとおり難波周辺で江戸時代から盛んに栽培されてきたネギです。文献によると、明治時代には現在の南海難波駅周辺でネギ畑が広がっていたとされています。

鴨とネギが入ったうどんを「鴨なんば」と呼ぶのは難波葱に由来したもので、また、難波葱が京都の九条地区に伝わり、改良されて九条葱になった(九条葱の先祖)との言い伝えもあります。

◆難波葱の特徴

葉の繊維が柔らかく、強いぬめりと香り、濃厚な甘みが特徴で、冬場(1~3月)に旬を迎えます。

葉の内側には透明なゼリー状のぬめりが溜まり、葉の切り口からとろりと流れ出すほどになります。

なにわの伝統野菜紹介 ~難波葱~ image 1

◆なにわの伝統野菜 認証経緯

難波葱は、かねてより伝統野菜認証に向けてその実態の調査が行われ、100年以上前から難波葱が存在していたことを示す文献が発見されていました。しかし、現存する品種が難波葱の子孫であることを裏付ける明確な根拠がなく、これまで認証が見送られてきました。

平成26年度から大阪市の生産者等と大阪府が調査した際に、明治時代の種苗会社の品種カタログが発見されました。カタログには、難波葱について「株立(分けつ)の多きこと本種に及ぶものなし」との説明が記されていました。

これを受け、大阪府立環境農林水産総合研究所において現存品種の試験栽培をした結果、①他の一般的なネギに比べて株立が多いこと、②抽苔(ちゅうだい、「とう立ち」とも言い気温や日長などにより花茎が伸びだすこと)が早く蕾の発生数も多いこと、③葉鞘部(地面付近の皮の部分)が赤色に着色する個体が多いことが分かりました。

以上の文献や試験栽培の結果から、大阪市内で採種されてきた難波葱が認証基準に適合し、他の品種とも区別できる特徴を持っていると判断できたため、難波葱が新たに「なにわの伝統野菜」に追加されました。

【「なにわの伝統野菜」の基準】

① 概ね100年前から大阪府内で栽培されてきた野菜

② 苗、種子等の来歴が明らかで、大阪独自の品目、品種であり、栽培に供する苗、種子等の確保が可能な野菜

③ 府内で生産されている野菜

★難波葱フェスタ開催中!

なにわの伝統野菜紹介 ~難波葱~ image 2

1月28日(日)まで、飲食店での難波葱を使用したメニューの提供や難波葱の販売等、府内の76団体が参画して難波葱をPRする様々なイベントが各地で開催(府内JA直売所も一部参加※)されています。お近くの参加店舗等へぜひ足をお運びください。

※府内JA直売所のイベント参加店舗

JA大阪南:あすかてくるで 羽曳野店、あすかてくるで 河内長野店

JA大阪中河内:畑のつづき 天美店、畑のつづき 松原店

JA大阪市:おいで~菜 本店、おいで~菜 平野店

1月18日に実施された難波葱フェスタのキックオフセレモニーでは、難波の高島屋大阪店前等で難波葱500袋を配付し、イベントをPR。

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JA大阪南が大阪府などと「いちごの楽園 SWETT(スイーツ)フォーラム」を開催

JA自己改革

2018.01.18

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> JA大阪南が大阪府などと「いちごの楽園 SWETT(スイーツ)フォーラム」を開催

JA大阪南が大阪府などと「いちごの楽園 SWETT(スイーツ)フォーラム」を開催

 1月14日(日)、南河内のいちごについて紹介するイベント「いちごの楽園SWEETSフォーラム」が旬穀旬菜グランフロント大阪店にて開催。いちごと美容・健康をテーマに開催された本イベントは、美容・健康に関心の高い女性を中心に40名が参加しました。

今回のイベントは、いちごの産地化による地域農業の活性化を目指した「南河内いちごの楽園プロジェクト(主催:大阪府、河南町、千早赤阪村、JA大阪南)」の一環として行われたものです。

はじめに「イチゴでビューティーUP↑」と題されたトークショーでは野菜ソムリエの西村有加さんとタレントの中島史恵さんが、いちごには美肌作りの効果が期待できるビタミンCや、腸内環境を整えてくれるペクチン(水溶性食物繊維)が多く含まれていることなど、いちごと美容・健康の関係性についてお話しされました。

西村氏と中島氏のトークショーも盛り上がった

続いて千早赤阪村の生産者の棟田真さんが登壇。いちご栽培を始めたきっかけや、南河内のいちご栽培の特徴などをお話しされました。

棟田さんは、「千早赤阪村は、水と空気が綺麗でいちごの栽培に適した地域。良い環境が整っているので、いちごの様子をしっかり見て、こまめに灌水調整すれば良いいちごを生産することができる」と語りました。

棟田氏(中央)の説明を熱心に聞き入る来場者

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お話しの後には棟田さんら、南河内の生産者のいちごを使用したイベント限定の料理が参加者にふるまわれました。この料理を手掛けた旬穀旬菜の料理長は、イベントの開催に先駆けて棟田さんの圃場を訪問し、南河内産のいちごの特徴を活かしたメニューを考案しました。また、都市近郊だからこそ提供できる完熟いちごの香りやおいしさを伝えようと、料理には当日の朝収穫したばかりの完熟いちごを使用。いちごを使ったメニューと言えばデザートを想像しますが、今回はいちごとヒオウギ貝などで作ったオードブルも提供されました。

各テーブルを回 って来場者と楽しい会話を交わす料理長(右)

来場者からは、「大阪でこんなに美味しいいちごがあるなんてはじめて知った」「完熟のいちごは普段食べているのと甘さが違う」など好評な声が多く、いちごと美容・健康についての関係を学びながら、南河内の完熟いちごを堪能でき、来場された方も満足されていました。

完熟の「ちはや姫」の美味しさに舌鼓をうつ来場者

会場はドレスコードの赤色(いちご色)で統一された

「南河内いちごの楽園プロジェクト」の中心事業である「いちごアカデミー」はいちご栽培を始めたい新規就農希望者向けの農業塾。単なる栽培講義だけでなく、加工方法や観光農園のノウハウも学べます。また、JA大阪南、千早赤阪村、河南町の他、応援企業などが、受講生をサポートします。

<いちごアカデミー予定>

2月14日「いちごアカデミー」開校式

3月7日 いちごで成功している若手農家との交流会

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5月以降 月1回のペースでの講義に加え、月2~4回程度の現地実習

関連記事:いちごアカデミー開講式・オープンセミナーが開催されました!

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大阪の農業の今とこれからを考えよう

地産地消

2017.12.12

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> 大阪の農業の今とこれからを考えよう

大阪の農業の今とこれからを考えよう

高齢化が進み、全国的に農業の担い手不足が叫ばれる昨今。大阪も例に漏れず、農業従事者の数が減少しています。私たちの街から、国から、農業が消えるとどうなってしまうのでしょうか。
大阪の農業の今とこれからについて考えてみましょう。

大阪の農家の数が減っている!?

大阪といえば、どのような風景を思い描くでしょうか。
高層ビルが立ち並び、多くの人が行き交う梅田。観光客が押し寄せ、数々のネオンサインが光る繁華街難波。活気のある商店街など、「商いの町」のイメージがまず思い浮かび、「農業」をイメージする方は少ないでしょう。

確かに、東京に次いで農地が少ない都道府県です。2015年農林業センサス結果確報(農林業経営体調査)によると、全国には約345万haの経営耕地がありますが、大阪はそのうちの約0.17%、わずか6千haほどしかありません。さらに、2010年から2015年までの間で、約1割もの経営耕地面積が減少しているという現状もあります。

また、同資料より基幹的農業従事者数を見ても、全国約175万人いる基幹的農業従事者のうち、大阪府で農業に従事する人はそのうちの約0.6%の1万7百人ほど。しかも、大阪府の基幹的農業従事者のおよそ80%は60歳以上です。75歳以上でみると32%を占めており、後継者不足に頭を悩ませている農家も少なくありません。

大阪の農業の今とこれからを考えよう image 1

これらの現状から、今後ますます、耕地面積・農業従事者とも、減少に歯止めがかからないことが予想されます。

大阪の農業が必要な理由は?農業が果たす大切な使命とは

大阪のスーパーに行けば、あらゆる地域から仕入れた、ありとあらゆる野菜や果物が手に入ります。このような現状を見れば、他の都道府県や海外でも野菜や果物は作られているのだから、大阪に農業がなくても食べるものに困らないのでは? と考える人もいるかもしれません。

しかし、農業の役割は野菜や果物をわたしたちに提供してくれるだけではありません。アスファルトで舗装され、ビルが立ち並ぶ都会は、緑の多い郊外よりも気温が高いと言われています。豊かな耕地があるということは、ヒートアイランドの防止にもつながるのです。
また、災害時には、避難場所として活用することもできます。農作物は、緊急時の食料にもなりますし、井戸水があれば貴重な水が手に入る場所ともなります。
建物が密集している地域では火災が広がりやすいですが、耕地があれば火の広がりを防いでくれます。洪水が起きれば、アスファルトばかりの街は飲み込まれてしまいますが、水田や畑では雨水を貯留することができるため、被害を緩和してくれます。災害が起きたとき、耕地は私たちの命を助けてくれる存在にもなり得るのです。

他にも、副次的なうれしい効果があります。

農業体験など、耕地を生産者と地域住民を結びつける場として活用すれば、地域のコミュニティとしての役割や、地域活性、さらには観光資源にもつながります。子どもたちは、自分たちが口にする野菜の生長を見て、きっとたくさんのことを学ぶでしょう。このように、教育に役立てることだってできるのです。

みんなで大阪の農業を守ろう

大阪の農業を元気にする方法は何より、大阪のお米や野菜などの農産物を食べることです。大阪の耕地・農業従事者が減少している現状をすぐに変えることは難しいですが、大阪の農産物を必要としている人がたくさんいるという事実が、大阪の農業の発展へとつながります。

確かに大阪の農業の規模は小さいですが、100年前から栽培されてきた野菜を未来につなげようと、熱い思いを持った農家の方もいます。こうして守られてきたのが、天王寺蕪(てんのうじかぶら)や大阪しろな、泉州黄玉葱(せんしゅうきたまねぎ)などの「なにわの伝統野菜」です。昔ながらの大阪の味を感じられる貴重な野菜を、ぜひ一度試してみましょう。

また、実際に農業を体験してみることもおすすめです。普段何気なく口にしている野菜が、さまざまな工夫のうえに成り立っていることが実感できる貴重な経験になるでしょう。大阪府内には市民農園や貸農園などがいくつもあります。野菜や果物を育てる経験や、生産者との触れ合いを通じて、大阪の農業のことを知り、未来へつなげていきましょう。

大阪の農業の今とこれからを考えよう image 2

大阪の農業の未来は明るい!

大阪には、まだまだ熱い思いを持った農家がたくさんいます。その未来は決して暗くありません。
みなさんもぜひ、農産物直売所に足を運び、大阪で生産された農産物を見て、大阪の採れたて新鮮で美味しい農産物を手にしてみてください。

参考:

  • 2015年農林業センサス結果確報(農林業経営体調査)3 土地|大阪府
  • 2015年農林業センサス結果確報(農林業経営体調査)7 世帯員|大阪府

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「プレミアムフライデーinクリスタ長堀(プレミアムマルシェ)」にJAグループ大阪が参画

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2018.06.25

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「プレミアムフライデーinクリスタ長堀(プレミアムマルシェ)」にJAグループ大阪が参画

6月29日、心斎橋周辺の地下街クリスタ長堀にて、JAグループ大阪が参画するイベント「プレミアムフライデー inクリスタ長堀」が開催されます。

「プレミアムフライデーinクリスタ長堀(プレミアムマルシェ)」にJAグループ大阪が参画 photo 1

イベント当日は、クリスタ長堀内の飲食店にて、大阪府内のJAいずみの、JA大阪南、JA大阪中河内、JA大阪市より提供する新鮮な農産物を使用した限定メニューフェアが実施されるほか、クリスタ長堀中央のイベント広場「滝の広場」にて、同4JAによる農産物直売イベント「PREMIUM MARCHE(プレミアムマルシェ)」が12時から19時まで行われます。

大阪府内の生産者が大切に育てた新鮮な旬の野菜が勢揃いするプレミアムなイベントに是非お越し下さい!

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野菜が体を守る!免疫力アップ効果が期待できる野菜と食べ方

お野菜全般

2020.07.20

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> 野菜が体を守る!免疫力アップ効果が期待できる野菜と食べ方

野菜が体を守る!免疫力アップ効果が期待できる野菜と食べ方

体に必要な栄養素がたっぷり含まれている食べ物といえば、野菜を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ビタミンやミネラル、食物繊維など、野菜によって含まれている栄養素に違いがあるとは言え、免疫力アップのためにも積極的に食事へ取り入れていきたいものですよね。

今回は、免疫力アップの効果が期待できる野菜の栄養素と、その栄養素を活かす食べ方についてご紹介します。自分の体を守る力に関わる内容なので、野菜好きの人もそうでない人もぜひご一読ください。

■免疫力を高めると期待される栄養素は?

まずは、野菜に含まれる栄養素の中で、“免疫力を高めると期待される栄養素”から見ていきましょう。

・ビタミンACE(エース)を積極的に摂取しよう

栄養士などの専門家でなくとも、野菜に「ビタミン」と呼ばれる栄養素が含まれることを知っている人は多いことでしょう。風邪が流行る季節にも、“免疫力アップが期待できる栄養素”として紹介される機会が多いので、なんとなく体に良い栄養素として認識している人も少なくありません。

野菜に含まれるビタミンの中で免疫力を高める効果が期待できるとされているのは、「ビタミンACE(エース)」というもの。ビタミンエースとは、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEの3種類をまとめた言葉です。それぞれのビタミンが含まれる野菜や、代表的な働きは以下の通り。

<ビタミンA>

ビタミンAは、皮膚や粘膜を強くする作用が期待できる栄養素。ビタミンAが多く含まれるのは、にんじん・菊菜・かぼちゃなどの野菜です。

<ビタミンC>

ビタミンCは、コラーゲンを生み出すのに欠かせない栄養素。皮膚や血管、筋肉などを丈夫にするためには、ビタミンCを摂取してコラーゲンを生成することが大切です。ビタミンCは、ピーマン・ブロッコリー・じゃがいもなどの野菜に多く含まれています。

<ビタミンE>

ビタミンEは、活性酸素を消し去る効果が期待できる栄養素です。体がサビついてしまうのを、防ぐような効果が期待できます。ビタミンEが多く含まれているのは、モロヘイヤや赤ピーマン、かぼちゃなどの野菜です。

・ポリフェノールやカロテンなどのファイトケミカル

ビタミンと合わせて摂取したいのが、「ファイトケミカル」と呼ばれる栄養素です。ファイトケミカルは、野菜に多く含まれる“植物性”の栄養素。野菜の色や香り、苦味などに含まれる栄養素で、免疫細胞を元気にしてくれるような効果が期待できます。

野菜が体を守る!免疫力アップ効果が期待できる野菜と食べ方 image 1

ファイトケミカルを積極的に摂取するなら、ネギやきのこ類、キャベツやにんにくなどの野菜がおすすめ。スーパーなどで簡単に手に入る野菜ばかりなので、意識的に取り入れていきましょう。

■免疫力アップに大きな影響を与える野菜

同じ野菜を食べるなら、免疫力アップに大きな影響を与えるものを選びたいですよね。免疫力を高めたいときには、どんな種類の野菜を選ぶのがベストなのでしょうか。

・「免疫系野菜」と呼ばれるものを選ぼう

免疫力アップを目指すなら、「免疫系野菜」と呼ばれる野菜を選ぶのがベスト。免疫系野菜というと聞きなれない言葉かもしれませんが、選ぶべき野菜はどれも身近なものばかりです。免疫系野菜の代表的なものは、以下の4種類。

・きのこ類

・ネバネバ系野菜

・淡い色の野菜

・緑黄色野菜

しいたけやしめじ、まいたけなどスーパーでも一年中比較的安価で手に入るきのこ類は、免疫力を高める効果が期待できる免疫系野菜です。きのこ類には“βグルガン”という成分が含まれており、この成分が免疫機能に良い影響を与えると言われています。

食物繊維などの力によって、腸の動きに働きかける野菜も免疫系野菜の一種。オクラやモロヘイヤなどのネバネバ系野菜や、レタス・白菜など淡い色の野菜、にんじんやほうれんそうなどの緑黄色野菜も免疫系野菜に分類されます。

■免疫力アップの効果が期待できる野菜を使用した料理

免疫力アップの効果が期待できる野菜を紹介しましたが、どんな料理に使うのがいいのでしょうか。作りやすいものを2つピックアップして、ご紹介します。

・ビタミンACEをまとめて摂取しやすい「カレー」

免疫力アップの効果が期待できるのは、ビタミンACEを含む野菜だとご紹介しました。それぞれ種類も多く、野菜を1種類ずつ使って料理をすると、一度に数種類しか摂取することができません。

おすすめなのは、たくさんの野菜をじっくり煮込んで仕上げる「カレー」です。一度に数種類の野菜を使うことができるので、ビタミンACEを含むものをまとめて調理してしまうことができます。

野菜が体を守る!免疫力アップ効果が期待できる野菜と食べ方 image 2

・菊菜やかぼちゃなどは炒め物にする

野菜に含まれる栄養素は、それぞれベストな摂取の仕方が異なります。菊菜とかぼちゃは、油と合わせることで栄養の吸収率がアップする栄養素を含む野菜。それぞれに含まれていうる栄養素を最大限体に取り入れるためには、油を使ってサッと炒め物にしてしまうのがおすすめです。

■野菜を食卓へ上手に取り入れる方法

一度の食事で、できるだけたくさんの野菜を取り入れたいものです。しかし、なかなか実践できない人が多いのも事実。そんな悩みを解消するために、野菜を食卓へ上手に取り入れる方法についてご紹介します。

・必ずサラダを用意する

外食やコンビニのものを食べる機会が多いという人にもおすすめなのが、毎食必ずサラダを用意する方法です。この方法なら、外食やコンビニ食のときでも気軽に実践することができます。ポテトサラダやマカロニサラダなど、カロリーの高いものを避けるのがポイントです。

・冷凍野菜を利用する

野菜をたっぷり買い込んでくること自体が難しいという人は、スーパーやコンビニで売っている冷凍野菜を利用するのがおすすめです。冷凍野菜であれば、解凍するだけですぐ使える(食べられる)状態になりますし、必要な量だけを取り出すことが可能。一人暮らしの人にも、ぴったりな野菜の取り入れ方です。

・加熱してかさを減らす

葉物野菜など、加熱前にはとてつもない量だった野菜も、火を通せばかさが減ってちょうどいい量になります。生野菜は食感が良いものの、そのままの状態で1日の必要量をクリアするのはなかなか難しいです。火を通せばかなり量が減るので、1日の最低摂取量もクリアしやすくなります。

■まとめ

免疫力という言葉を毎日耳にするようになった昨今ですが、野菜に含まれる栄養素をうまく取り入れれば、ウイルスや菌に負けない体を維持することができます。手に取った野菜に含まれる栄養素や、免疫力アップ効果が期待できる食べ方を意識して、内側から強い体を作っていきましょう。

「参考URL」

・「ビタミンA・C・E(エース)」は風邪の季節の強い味方!

・免疫力と抵抗力を高める食材

・野菜のチカラ【機能性】No.1 抗酸化力・免疫力・解毒力

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  • 2020.07.20

著者プロフィール

ベジデコラボ事務局(㈱NKB)

農業から大阪を元気に。生産者と企業をつなげる地産地消プロジェクト「ベジデコラボ」。大阪産野菜を通じて様々なコラボレーションを展開しています。

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