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2018.03.13
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旬菜新聞(春号) トマト農家 寺本豊さんの紹介
JA大阪中央会では、「新鮮・おいしい野菜でみんなの笑顔をつくる情報紙」をモットーに年4回「JAおおさか旬菜新聞」を発行し、毎号約50,000部を府内JAの直売所やJA店舗で配布しています。
旬菜新聞には、生産者へのインタビューや直売所トピックス、旬の「大阪産のお野菜さん」を使ったレシピなどの情報が盛りだくさん。
今回はその中から2018年春号に掲載している、トマト農家 寺本豊さんを紹介いたします。
高槻市の三箇牧(さんがまき)地域で農園を営む、寺本豊さん。
農園の創始者である祖父の代から、大玉トマトを作り始めて50年になります。「トマト栽培は大変難しいのですが、祖父は「誰にもできんことをやらなあかん」と、取り組み始めたそうです」 大切なのが、土作り。初代はかつて、化成肥料の使用を試みたそうですが、思うようにトマトが育たず、他県の農家へ教えを請うことに。そこで学んだのは、「ラクしてええもんはでけへん」ということ。以来、有機肥料にこだわり、現在は、かつお節や昆布を発酵させた肥料なども使います。苗の定植前に肥料を施す「待ち肥(まちごえ)」を行い、栄養が実にたっぷりといきわたるよう、水やりも最少限に。トマトの生育に気を配る日々です。
年間80トンを出荷
昔食べた懐かしい味と好評
大変なのは、大雨や台風、猛暑などの異常気象。「土の温度が30度以上にならないよう、カーテンをかけたり、風通しを良くするなど、夏場は苦心します」と寺本さん。「苗がしっかりしないと、その後の生育に影響する」というポリシーのもと、現在は6つのハウスで種から育苗し、およそ3カ月ほどかけて収穫へ。大切に育てられたトマトは、10月から翌年6月まで「三箇牧トマト」として出荷。
その出荷量は年間80トンにも。これは苗約1万2000本、トマトでは約40万個に相当します。 おいしいトマトの見分け方は、「まず色の濃さ。そして、おしり部分に星型の印があること。表面に細かな白い斑点が多いものは避けて」と寺本さん。お客さんからは、「昔食べたトマトの味がする」と好評です。おすすめの食べ方は丸かぶり。何もつけなくても、おいしくいただけます。
「自分の責任で、一からものを作り上げる喜びがやりがいに。今後も安定供給を目指して、新しいことにも挑戦し、多くの人に喜んでもらえたら」と意気込みます。
寺本 豊さん(33歳)
京都府立大学を卒業後、実家の寺本農園へ。JAたかつき管内の「三箇牧トマト部会」会員。寺本さんの野菜は、ハウスに併設された直売所などで購入できます。
※2月上旬に取材・撮影
実への日当たりを妨げないよう、余分な葉をカットします
艶やかな大玉トマト。食べた後に舌先にすっと酸味が残り、トマト本来の香りが楽しめます
※この記事は、2018年春号の旬菜新聞(発行:JA大阪中央会、制作:産経新聞、編集:サンケイリビング新聞社)に掲載されたものです。
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- 2018.03.13
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