2018年 旬菜新聞 冬号 門真れんこん生産者の紹介

306

ADVERTISEMENT

旬菜新聞

2018.12.18

ホーム
>
ブログ
>
JAグループ
>
旬菜新聞
> 2018年 旬菜新聞 冬号 門真れんこん生産者の紹介

2018年 旬菜新聞 冬号 門真れんこん生産者の紹介

JA大阪中央会では、「新鮮・おいしい野菜でみんなの笑顔をつくる情報紙」をモットーに年4回「JAおおさか旬菜新聞」を発行し、毎号約50,000部を府内JAの直売所やJA店舗で配布しています。

旬菜新聞には、生産者へのインタビューや直売所トピックス、旬の「大阪産のお野菜さん」を使ったレシピなどの情報が盛りだくさん。

今回はその中から2018年冬号に掲載している、門真れんこん生産農家様を紹介いたします。

2018年 旬菜新聞 冬号 門真れんこん生産者の紹介 image 1

門真れんこんを守り育てて40 年

肉厚でモチモチとした食感が特徴の〝門真れんこん”。低湿地帯の土地が多い門真市は、古くからレンコン栽培が盛んでしたが、市街地となった今では、とても貴重な存在です。
この地で農業を営む中道隆英さんは、そんな門真れんこんを40年間守り育てている一人。レンコンづくりは、4月中旬頃、粘土質の畑にタネレンコンを植え付けることから始まります。
良いレンコンづくりに欠かせないのは、「水やり、肥料、葉につく虫の予防の3点」と中道さん。この作業を繰り返し、11月から収穫期を迎えますが、掘り取る1カ月前には、地上に出た葉や茎を刈り取る作業があります。「これは、レンコンを白くするために欠かせない工程です」
取材当日は、JA北河内管内の門真れんこんのほ場で、門真地区営農研究会のメンバーが中心となり、「門真市農業まつり」への出荷に向けて掘り取りが行われました。備中クワで粘土質の重い土を除き、レンコンの際にスキを入れ、傷つけないように1本ずつ掘り取る作業は、熟練の技が必要。足が抜けないほどの泥地で、腰をかがめながらの作業が長時間続きます。しばらくすると、太く長く育った立派なレンコンが、土の中から次々と顔を出しました。

「おいしい」の声が喜びに小学校の食育にも協力

レンコンづくりの苦労を聞くと、「台風などの天候によって出来栄えが左右されること、真冬の収穫時には氷が張り、指先が冷たくなること。それでも好きでやっているからね」と、ほほ笑む中道さん。何よりの喜びは「おいしかった」という声を聞くこと。門真市立の小学校では、食育の一環で、レンコンなど地元産野菜を使った給食を実施。中道さんはその食材も供給しています。
煮ても揚げてもおいしい門真れんこんですが、中道さんのお気に入りは、ゆがいたレンコンを豆腐やみそで調理した郷土料理の〝白あえ”。「門真れんこんを守り続け、一人でも多くの人に味わってもらえたら」と、厳しい収穫作業に精を出す中道さんです。

中道 隆英さん(70歳)
太成高等学校卒業後、テーラー(服の仕立て職人)を経て、30 歳で妻の実家の農業を継ぐ。JA 北河内理事。JA 北河内門真地区営農研究会副会長。
※門真地域でとれる河内れんこんは、門真れんこんと呼ばれています。

真っ白なレンコンの切り口は、粘り気が強く糸をひきます

農業まつりに向けて、力を合わせての掘り取りの様子

※11月上旬に取材・撮影

2018年 旬菜新聞 冬号 門真れんこん生産者の紹介 image 2

出典:2018年 旬菜新聞 冬号 1面

飲食店関係者様

JAグループ大阪×ぐるなび「大阪産のお野菜さん」地産地消応援店舗募集

「大阪産のお野菜さん」の地産地消に賛同いただける飲食店舗様であれば無料にて応援サイトにお店の情報を紹介します。

 ●大阪産のお野菜さん応援サイト
参加可能対象店:大阪府内の飲食店で、「大阪産のお野菜さん」を取り扱い、 地産地消を応援する飲食店

※他にも条件・審査などがございますのでお問合わせ下さい。

お問い合わせフォームよりお願いします。

この機会にぜひ店舗のPRにお役立て下さい!

■「大阪産のお野菜さん」を扱っている飲食店

●大阪府内のJA直売所でも扱っております

  • Permalink
  • 2018.12.18

関連記事

  • 旬菜新聞 2019年 春号 旬菜教室 栄養効果高まる食べ方に注目
  • 旬菜新聞 2019年 春号 旬菜レストラン
  • 旬菜新聞 2019年 春号 旬菜レシピ
  • 旬菜新聞 2019年 春号 直売所INFO
  • 旬菜新聞 2019年 春号 田辺大根生産農家紹介

ADVERTISEMENT