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2017.10.10
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旬菜新聞 2017年秋号 旬菜教室 Vol.5 ホクホク、パリパリが続く 正しい保存法でおいしく食べきろう
秋においしい野菜の、新鮮なものの見分け方・正しい保存法を紹介します。体に滋養が染みわたる常備菜レシピも、ぜひ試してみて。
クリ 冷蔵保存で甘味がアップ
●選び方
皮に張りと光沢があるもの▼ずっしりと重いもの▼虫食いや傷がないもの
●保存法
〈常温〉期間=1週間よく洗った後、水に浸しておく。水は毎日替える
〈冷蔵〉期間=1〜3カ月よく洗い乾燥させたら新聞紙に包んでチルド室へ。4〜6週間おくと甘味が増す。ゆでると糖度が上がらないので注意
〈冷凍〉期間=6カ月(皮むき後は1〜2カ月)
よく洗い乾燥させたらフリーザーバッグに入れて冷凍。ゆでぐりにして鬼皮と渋皮をむいた状態で冷凍も可
里芋 乾燥・冷気に弱く冷蔵はNG
●選び方
泥が付いていて湿り気のあるもの▼硬くて、ずっしりと重いもの▼皮に傷やひび割れがないもの▼おしりがやわらかいものは傷んでいる可能性あり
●保存法
〈常温〉期間=1カ月
泥付きのまま新聞紙に包み、風通しの良い冷暗所で保存
〈冷凍〉期間=1カ月
乾燥と冷気に弱いため冷蔵保存には向かない。皮をむき、固ゆでにしてフリーザーバッグに入れれば冷凍保存は可能。下処理が済んでいるので好きなときに使えて便利
キュウリ 緑が濃くて太さが均一のもの
●選び方
緑が濃く果肉が硬いもの▼曲がっていても味に変わりはないが、太さは均一のもの▼イボがしっかりとあり触るとチクチクするもの

●保存法
〈冷蔵〉期間=1週間
水気を拭き取ってから新聞紙に包み、ビニール袋に入れる。カットした場合は、切り口をラップで包み空気に触れないように。ヘタ(細いほう)を上にして立てて保存すると長持ちする
〈冷凍〉期間=1カ月
スライスして塩もみし、水気をよくきってからフリーザーバッグへ入れ冷凍。小分けにしておくと使いやすい
常備菜レシピ ペーストを冷凍、牛乳と温めて1 品に「 こっくり里芋ポタージュ」
<材料>(2人分)
里芋…300g(小8個
タマネギ…1/4個
バター…大さじ1/2
水…1カップ
コンソメキューブ…1個(5.3g)
牛乳…1カップ
しょうゆ…小さじ1/2
塩・コショウ…少々
〈作り方〉
❶ タマネギは薄切りにして、バターでしんなりするまで弱火で炒める(写真下)
タマネギは甘味とコクを出すため、写真の状態くらいまでじっくり炒める。焦がさないよう注意して。薄切りにすると、早く火が通り時短に
❷ 里芋はよく洗ってから皮をむく。半分にカットし、耐熱容器に入れ500Wの電子レンジで3分加熱する

❸ ❶の鍋に❷の里芋を加えさっと炒める。水とコンソメキューブを加えて強火にし、沸騰後、中火に落としたら、里芋がやわらかくなるまで煮て火を止める。途中、アクが出たら取り除く
❹ ❸の粗熱が取れたら、ペースト状になるまでミキサーにかける
❺ ❹を鍋に戻し、牛乳、しょうゆを加えてのばす。中火にかけて沸騰したら弱火に落とし、焦げ付かないようゆっくり底からかき混ぜて2〜3分加熱。仕上げに塩・コショウで味をととのえる
★ 冷凍保存する場合は、❹のタイミングでフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。このとき、平らにしてできるだけ空気を抜いておきましょう。日持ちは約3週間。食べるときは、分量の牛乳(1カップ)とともに鍋で温めましょう
〈メモ〉
アレンジレシピ…牛乳の代わりに豆乳でのばすとヘルシーに。冷やしてビシソワーズ風にしても◎
監修・レシピ考案 檜枝ちひろさん
健康栄養支援センター
管理栄養士・フードコーディネーター
※この記事は、2017年秋号の旬菜新聞(発行:JA大阪中央会、制作:産経新聞、編集:サンケイリビング新聞社)に掲載されたものです。
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- 2017.10.10
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