地産地消応援店舗取材「泉州やさいのビュッフェ&カフェ」 地元市民に大人気のビュッフェ泉州産野菜のフルコース

356

ADVERTISEMENT

地産地消応援店舗(飲食店)

2020.03.30

ホーム
>
ブログ
>
地産地消
>
地産地消応援店舗(飲食店)
> 地産地消応援店舗取材「泉州やさいのビュッフェ&カフェ」 地元市民に大人気のビュッフェ泉州産野菜のフルコース

地産地消応援店舗取材「泉州やさいのビュッフェ&カフェ」 地元市民に大人気のビュッフェ泉州産野菜のフルコース

「泉州たまねぎ」の名で知られる泉州地域。ここでは、他にも水なす、春菊、水菜、たけのこ、しいたけ、紅ずいき、人参など多数の野菜を栽培しており、新鮮な野菜が豊富に揃うエリアです。

今回は、泉州野菜をふんだんに使った料理を提供する「泉州やさいのビュッフェ&カフェ」をご紹介しましょう。

JAいずみのが経営する「泉州やさいのビュッフェ&カフェ」は、同JA農産物直売所「道の駅 愛彩ランド」の一画に位置するビュッフェ形式のレストラン。同敷地内には農産物直売所やこだわり手作り工房、岸和田市漁協から直送された鮮魚販売コーナーも設置されています。

オープン以来、地元でもすっかり人気店になった同店。平日でも開店時間と同時にお店はほぼ満席状態になり、週末ともなれば行列ができるほどの賑わいぶりです。

お客さんのお目当ては、なんと言っても野菜を中心にした約40~50種類の料理。敷地内の農産物直売所から産地直送の野菜を仕入れているため、どれも新鮮そのもの。その他にも肉や豆を使った料理、そしてパン、ピザ、手作りスイーツなどなど。これだけいろいろ揃って大人(中学生以上)1,450円、小学生950円、幼児600円、3歳未満は無料で味わうことができるのですから、非常にお得です。

料理の品々を見ると、泉州玉葱や、特産であるブランド人参岸和田発「彩誉(あやほまれ)」、さらに柑橘系の果物など、泉州の特産物を使った料理がたくさん見られます。

野菜の個性を生かした料理の数々に舌鼓

では、さっそく一品ずつ料理を紹介していきましょう。

地産地消応援店舗取材「泉州やさいのビュッフェ&カフェ」 地元市民に大人気のビュッフェ泉州産野菜のフルコース image 1

・彩誉人参のきんぴら

通常、きんぴらというと人参×ゴボウをイメージすると思いますが、同店は「彩誉人参のきんぴら」。ゴボウを入れない理由は、彩誉人参のおいしさをしっかり味わえるようあえて省いているそう。甘みがあり食感も良い彩誉人参の味わいをたっぷり堪能することができます。

また、旨みの強い彩誉人参は豚肉のようなまったり個性のある食材とも好相性。まろやかな味に仕上がります。

・サラダ

・玉葱のジュレ

左手前の「玉葱のジュレ」は、同店の定番メニュー。この地域の特産物である泉州玉葱を使ったおしゃれなジュレは主婦層からもしっかり支持を得ています。

・ドレッシング

右奥の黄金色に輝くドレッシングは、同店オリジナル。ピクルスの漬け酢を使っているため、野菜の旨みがたっぷり溶け出て旨みが濃厚です。

・鶏白湯スープ

・ゆず豆腐

泉州の特産品ゆずとレモンを使った料理たち。ほどよい酸味が、料理を上品な味に仕上げてくれます。

・レモン鍋

・大根煮

「大根の旨みをそのまま味わってほしいから」とその他の食材を極力抑え、大根がメインになるよう調理しています。

地産地消応援店舗取材「泉州やさいのビュッフェ&カフェ」 地元市民に大人気のビュッフェ泉州産野菜のフルコース image 0

・青菜のおひたし

・鶏のみそ炒め

「食」と「農」のプロ・食育ソムリエの存在

いずれもビタミンカラーが食欲をそそる野菜料理の数々が並びます。実は、同店には野菜の専門知識を持った「食」と「農」のプロ・食育ソムリエが複数人在籍し、彼らを中心に店舗スタッフ全員で料理を考案しているそう。厨房リーダーの西植さんに伺うと、「メニューに使うのはどれも旬の野菜ばかりです。そのおいしさをどのように調理すればお客さんに味わっていただけるか皆で話し合い、毎月メニューを考案しています」とのこと。

例えば、泉州地域のブランド人参「彩誉」は、糖度9.8と甘みがあり加熱するとふっくら柔らかくなります。フレッシュな食感を味わえるよう生の状態でサラダにしたり、独特の甘みやふくよかな柔らかさを感じられるよう煮物にしたり、またカレーやちらし寿司の具材に使ったり。西植さんは「一つの野菜でも調理法によってさまざまな魅力で味わえるのでメニューを考えるのは面白いです。できるだけたくさんの魅力を味わっていただけるよう心がけています」と話します。

また他にも、人気の「ハチミツ漬け」も夏はトマト、冬は蕪やはっさく……と時期によって野菜が変わるそう。来るたびにいろんな料理を味わえるので、常連さんが何度も足を運ばれるのも納得です。

これからの時期は、白菜、大根、ニンジン、こまつな、キャベツ、みかん、葉玉葱が旬を迎えます。これらの野菜たちがどんな料理に姿を変えるのか、ぜひ一度お店を訪ねてみてください。

【泉州やさいのビュッフェ&カフェ】

住所:岸和田市岸の丘町3-6-18

電話番号:072-444-8003

アクセス:JR下松駅から南海バスに乗り換え「道の駅愛彩ランド」下車、徒歩5分

営業時間:11:00~15:00(LO14:00)、土日祝のみセルフモーニング8:30~10:30(LO10:15)も営業

定休日:水曜

総席数:100席

※事前予約は電話にて申し込みを

HP:https://r.gnavi.co.jp/7gy498t20000/

  • Permalink
  • 2020.03.30

関連記事

  • 【コラボde対談】大阪産野菜によって、「食」の面から持続可能な社会作りを
  • 地産地消応援店舗取材「お好み焼き でん」キャベツの甘みが香る、絶品の大阪ソウルフード
  • 地産地消応援店舗取材「杉・五兵衛」
  • 地産地消応援店舗取材「BONOcafe」
  • メニュー開発がお店の未来を決める!?ステップやポイントをチェック

ADVERTISEMENT