「第2回おおさかNo-1(のうワン)グランプリ」発表レポート⑦

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おおさかNo-1グランプリ

2018.03.02

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「第2回おおさかNo-1(のうワン)グランプリ」発表レポート⑦

2月4日に松下IMPホールにて開催された「第2回おおさか No-1グランプリ」ファイナル。今回は、この「第2回おおさかNo-1グランプリ」で協賛企業賞を受賞した中谷仁大さんのプレゼンテーションをご紹介いたします!

【プランタイトル】

フレッシュ・ミックスジュースの販売

河内長野市で桃や梨を栽培している中谷さんの経営強化プランは、B(級)品の果物を使ったフレッシュ・ミックスジュースの製造・販売。中谷さんは現在、桃と梨を栽培していますが、その大きな課題がB品の存在。擦り傷や汚れが付着するなどして桃は3割程度、梨で2割程度がB品となってしまいます。味は変わらずとも、B品はA品の半値程度でしか売れません。B品に価値をつけて販売し、経営力、ブランド力を向上させたいというのがこのプランの発想元。但し、加工するにしても、出来る限り果物本来の味や食感を楽しめる商品にしたい、との生産者ならではの“想い”がありました。

「第2回おおさかNo-1(のうワン)グランプリ」発表レポート⑦ image 1

近年、青果物の消費量は減る一方。果物を食べないのは20〜40代が多く、家計の食料支出の割合では、デザート類(スイーツ)の8.8%に対し、果物は4.1%と倍の開きがあります。そこで、若者や、スイーツは食べるが果物は食べない人たちからも好まれ、生産者の“想い”を実現する商品として、フレッシュ・ミックスジュースの開発に思い至りました。

コンセプトは、目の前で、地場産の、もぎ立ての果物で作る。これらに牛乳やバニラアイスなどもミックスします。桃であれば1個丸ごと使い、半分は上に載せて、残りは桃の風味たっぷりのジュースに。果物の生産者だからできるような、贅沢な1杯に仕立てます。インスタ映えするようなものにすると、新しい客層の取り込みも期待できます。夏は桃やブルーベリー、秋は梨やブドウなど、地元の旬の果物を使用。河内長野の農産物を知ってもらうために、地元野菜も使いたいと考えています。

値段は1杯500円から600円。メニュー開発は、ジュース製造の機材メーカーにもサポートしてもらいます。収穫期の7月から10月まで直売所に製造スペースを設置して販売。さらに、河内長野を拠点に走っている、2台のピザ販売車にも搭載してもらう予定です。このピザ販売車と協力して大阪府内のイベントなどにも参加し、商品や農園をPRしてブランド化に務めていきます。

販売数目標は、直売所で平日20杯、休日40杯。移動販売車2台で平日40杯、休日70杯。数量限定販売にすることでロスを減らし、売れ残りはピューレなどにして加工品に。3年を目処に、河内長野市で生産される多品目の農産物を使う地域コラボや、協力店舗の増加も目指します。

先進性のある大阪生まれのミックスジュースで経営を強化し、地域に波及性をもたらしながら大阪産果物を広めていく。それが中谷さんのプランの指針となっています。

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